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色無地のきものが派手になったのですが |
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現在の色より濃い色をかけて(染めて)地味にするか、色抜きをして全く別の色に染めることも出来ます。
(小紋や訪問着などにも染めることが可能です) |
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色焼けした着物は直せますか |
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1)やけの程度が軽く、その部分が小さければ地直し(刷き合わせ)で直せます。
2)柄のない場合は、色抜きをして染め変えすれば好みの色に出来ます。
3)柄のある場合は、
イ.柄生かしをして地色を染め変えることが出来ます。
ロ.色柄を抜いてから、無地又は、小紋などに染め替えることが出来ます。 |
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付け下げ【訪問着】の地色を変えられますか |
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1)柄を生かして(残して)、地色のみ濃くすることが出来ます。
2)柄の上から鮫小紋や吹雪模様を染め付けることが出来ます。
3)柄の部分を残して2)と同様に染めることも出来ます。 |
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小紋が派手になりましたが、地味にできますか |
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1)柄の上から全体に色をかける(染める)ことが出来ます。
2)鮫小紋や吹雪柄をそのまま上に染め付けることも出来ます。
3)柄抜きが出来れば、ほかの柄に染め変えることも出来ます。 |
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大島紬の色が派手になったのですが |
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藍大島の場合は、全体に色掛けをして青色の部分を地味にすることが出来ます。藍以外の大島もそれぞれ薄色目の部分の色を変える事が出来ます。 |
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絞りの着物・羽織はどのような手入れをしたらよいですか |
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1)柄のなかの色を変える位(色差し)なら出来ます。
2)水に付けると絞りが伸びて、元に戻らなくなる場合があるので、丸・生き洗いか、解いて生き洗いをして仕立て直しをしてください。 |
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使わなくなった羽織を活用する手段は |
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紋付の場合は、紋を消してから染め変えをして、柄物の場合は解き洗い張りをして、道行コートや道中着に仕立て直せば着る機会も多くなると思います。裏地を長尺に取り替えれば着丈も長くできます。 |
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しみが茶色に変色したきものは、どうしたらよいですか |
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1)軽度の変色(変色した時期が最近のもの)であればしみ抜きで薄くすることも可能です。
2)しみの状況によっては全く無理な場合がありますが、ベージュ色や薄茶などしみに近い色で染め、目立たなくすることが出来ます。
3)訪問着などで、部分的な小さなしみなら柄を描き足す事も出来ます。 |
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黒留袖の黒色が変色した場合は |
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柄と紋を生かして、地色の黒だけを黒く染める(色揚げ)ことが出来ます。 |
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帯の染め変えはできますか |
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ちりめん系・紬系の染め帯は比較的きれいになります。塩瀬の染め帯は生地の擦れや折れあとの筋がむらに成りやすいです。博多は織り帯の中では比較的に染めやすいといえます。綴帯や袋帯などの織帯は巾が詰まったりして難しいです。 |
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